当社は、このたび、AI活用における品質・リスク検証を支援する「AIシステム品質検証」の提供を開始しました。
本サービスは、AI機能が組み込まれたシステムや、開発工程でAIを使用しているシステム、社内AIツールなどを対象に、AIの出力品質やセキュリティ、運用時のリスクを検証するサービスです。当社がこれまでソフトウェアテスト・QA事業で培ってきた品質検証の知見を活かし、企業がAIを安全かつ継続的に活用できる状態づくりを支援します。
サービス提供の背景
近年、生成AIやAIエージェントの業務活用が進み、AIはPoCや検証段階から、本番運用で安全に活用できるかを見極める段階へと移行しています。
一方で、AIを活用したシステムや社内AIツールの導入が進む中で、ハルシネーションやセキュリティ面への不安、複数のAIが本番稼働する環境における品質変化や誤動作の検知、社内でのAI利用におけるセキュリティ統制など、運用時の課題も顕在化しています。
こうした課題に対し、当社は、ソフトウェアテスト事業で培った検証ノウハウをもとに、AIの品質・リスクを可視化し、企業のAI活用を支援する「AIシステム品質検証」の提供を開始しました。
「AIシステム品質検証」について

「AIシステム品質検証」は、AI活用における品質課題やリスクを洗い出し、企業が安心してAIを活用できる状態づくりを支援する検証サービスです。
対象となるAIや利用状況に応じて、出力品質・セキュリティ・運用ルールなどの検証観点を設計し、課題の可視化から改善に向けた支援まで一貫して対応します。
主な検証領域は以下の通りです。
- 出力品質・正確性
ハルシネーションの検知やRAGの参照精度、回答の関連性などを検証します。 - 安全性・倫理・ガバナンス
出力内容のバイアスや公平性、有害なコンテンツが生成されるリスクなどを確認します。 - セキュリティ
プロンプトインジェクションによる指示の乗っ取りや、機密情報の漏洩リスクなどを検証します。 - ロバストネス・非機能
表現の揺れや誤字などに対する挙動、応答速度やタイムアウト条件などを確認します。
「AIシステム品質検証」の強み
- 品質へのこだわり
当社は、ソフトウェアテスト事業で培ってきた検証ノウハウを活かし、AI活用における品質課題を細部まで確認します。AIの出力内容や利用シーンに応じて、必要な検証観点を整理し、品質・リスクの可視化を支援します。 - 課題解決に伴走する支援体制
提案やレポートの提出にとどまらず、エンジニアが現場に入り込み、お客様のチームと一体となって品質向上を支援します。 - どのAI環境にも対応
さまざまなAI環境に対応します。お客様の環境に合わせて、柔軟な検証方法を提案します。
サービスフロー

- step1:ヒアリング・現状把握
AIシステムの概要や利用状況、品質に関する懸念をヒアリングし、「何をどのように確認するか」の方針を共同で設計します。 - step2:検証観点の設計
ヒアリング内容をもとに、AI固有の観点から対象となるAIに適した検証観点を、優先度を踏まえて設計します。 - step3:検証実施
設計した観点に基づいてテストを実施し、確認した内容や気になる挙動を整理して報告します。 - step4:報告・継続対応
確認内容を整理して共有し、改善に向けた対応をともに検討します。また、定期的な報告を通じて継続的な品質維持を支援します。
今後の展望
当社は今後、生成AI・LLMをはじめとするさまざまなAIモデルや活用環境への対応範囲を拡充し、サービスのさらなる高度化を進めてまいります。
また、品質検証にとどまらず、リスク対策や運用改善まで企業に伴走することで、業務品質の向上や新たな付加価値の創出に貢献してまいります。
検証内容やサービスプラン、支援の流れなどの詳細は、サービス紹介資料をご覧ください。
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